昨日「健康365」に掲載させて頂いたお話をしましたが、本日数名の患者さんから「先生、雑誌に載っていますね。」と声をかけられました。「えっ、どうしてご存じなのですか?」とたずねると、朝日新聞・神戸新聞の広告に載っていましたとのこと。そしてその部分をLINEで送って頂くと、私の顔写真・実名入りで“黒プラチナで肺気腫の悪化が止まった ハーバード大学で研鑽を積んだ名医絶賛!”とありました。なんという過分な御評価、僭越な気持ちでいっぱいです。
私は町の普通の開業医、心臓外科から離れて20数年、だから心臓外科専門医の資格も失われている、すなわち無冠の医師です。でも逆に言えば、論文等の業績を気にしなくてもいい、だからこうして皆様との心の通った医療を目指せるのかもしれません。
思えば少年時代、私の最高の楽しみは夏休みでした。遊びほうけて、海水浴・虫取り・登山等で過ごしました。さすがに高3の夏は少し勉強したかな?大学生になってからは、浴びるほどビールを飲んで、勉強した記憶は卒業・国家試験以外あまりありません。
1つ私の特技といえば、私が師と仰いだ先生にはひっつき虫のようにくっついていました。神戸大学の恩師、中村教授は通勤時、神戸駅から大学病院までタクシーで通われていました。その時間に合わせて私も神戸駅にいたり、ハーバード大学のレヴィツキー教授が帰られる時間に合わせて私も帰宅し、車で送って頂いたり。もちろんそんなにしょっちゅうではありません。
さて後日申し上げると思いますが、気候変動での猛暑・豪雨、そしてコロナ禍で今の少年・少女たちは可哀想です。日本の夏は花火・盆踊り・うちわ・せんす・蚊取り線香・蚊帳等情緒がありました。はやく平常の夏が戻ってくることを祈っています。
My boyhood was the most enjoyable time of my life.
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