8月7日朝日新聞のトップ記事の見出しです。
旧統一教会が支えた候補、教団票”10万票は切らない”
東日本に住む40代の女性は、旧統一教会の2世信者、今年の参院選の投開票日を3日後に控えた7月7日、スマートフォンにメッセージが届いた。”祈・当選!◯◯先生、政界に必要な人”教団の熱心な信者から、比例区から立候補した自民党員への投票を呼びかける内容だった。女性は国政選挙の度、親から支持された自民党候補に投票してきた。今回も何の疑問もなくそうしたとのことです。そんな票が10万票以上、しかも党幹部がその票を仕切っていたとしたらもうこの国は民主国家ではありません。
しかもこの機に及んで、開き直って認めたり、何が問題なのかわからないと言ってみたり、政治家の見識を疑わざるを得ません。
日本国憲法第20条です。信教の自由は何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
さて、この教団の場合はどうでしょう?信者、あるいは信者になろうとする人々は思うでしょう。政治がお墨付きを与えてくれている教団がやることは間違っていないんだと。もしかすると違憲かもしれないですね。
さて、遠く604年、飛鳥時代にまで遡ります。
聖徳太子が制定した道徳的規範を中心とする法令、”和を以って貴しとなす”から始まる17条の憲法です。

官吏の服務などの訓戒を示し、国家理念と人間の在り方を説いています。儒教・法家思想をはじめ、仏教思想の影響も伺えます。
今の政治家にもう一度読み返してもらいたい気がします。

The Chinese calendar was adopted in 604, and in the same year a so called Seventeen Article Constitution, consisting of general Buddhist and Chinese Confucian precepts, was issued. Al though the remaining text is probably of later date, the original document, like the remaining one, apparently expressed the desire of the leaders of the time for more cen tralized political power and the adoption of Buddhist concepts.
(JAPAN THE STORY OF A NATION)

今ここまで汚染されてしまった政界、みなさんトイレの神様の信者になって自浄していきましょう。