今、私の医院のある西神オリエンタルホテルで隅野由子ことば展が開催されています。タイトルは「今日もきっといいコトがある」 ダウン症でお生まれになり、様々な困難を乗り越えられたとお察し致しますが、この一言からも人生をいかに前向きに生きてこられたかがわかるのです。そしてサブタイトルは?「生きることのすばらしさを詩(うた)う」とあります。

隅野さんはオーストラリアに留学され、書道と墨画に出会ったのです。そして今や国内外で活躍される芸術家です。
ことば展では隅野さんが自筆で書かれた多くの詩が展示されています。内容は私のインスタグラムを見て下されば幸いです。一つ紹介させて頂きます。

“ママは天才じゃなくて繊細です いつもみんなへの心くばりと あったかい心 けど無理をして時々寝こむ”

こんな言葉があります。“父母の恩は山より高く 海よりも深し“ 父母から受ける恩がはかりしれないほど大きいという例えです。まさにそれ、隅野さんの言葉は人として大切なことや、心の奥底にある本音に気づかせてくれるのです。彼女の魂は海より深い。

Sumino Yuko san has overcome many difficulties and adversities, born with a disability. I guess she might have a much deeper mind than sea, mindful of thoughts and feelings she experiences in her daily life.

 

魂のこもった歌といえば玉置浩二さんの「田園」があります。フジテレビ系“コーチ”の主題歌として1996年7月にリリースされました。この歌の歌詞は世の中のいろんな人が聴いた時に、いろんな立場から共感するようになっています。
僕・君・あいつ・あの娘 みんな苦悩して生きている。この歌を聴き、歌詞を認識した時自分の中の問題や苦悩となにかしら共感することになるのです。そして納得する。“生きていくんだ それでいいんだ 僕がいるんだ みんないるんだ”

 

「田園」

石コロけとばし 夕陽に泣いた僕
夜空見上げて 星に祈ってた君
アブラにまみれて 黙り込んだあいつ
仕事ほっぽらかして ほおづえつくあの娘

何もできないで 誰も救えないで
悲しみひとつもいやせないで
カッコつけてないで
やれるもんだけで
毎日何かを頑張っていりゃ

生きていくんだ それでいいんだ
ビルに飲み込まれ 街にはじかれて
それでもその手を 離さないで
僕がいるんだ みんないるんだ
愛はここにある 君はどこへもいけない