完全に狂っている、ロシアのウクライナ侵攻。原油高騰で生活に大きく影響が出始めています。そして米国バイデン大統領はロシア産の原油・天然ガス・石炭と関連製品の輸入を全面的に禁止すると発表しました。英国も追随します。ロシアの主要外貨獲得手段であるエネルギー収入を細らせ、ロシア経済に打撃を与えるというのが目的です。

Biden bans Russian oil, Britain to phase it out

WASHINGTON (AP) – Striking harder at Russia’s economy, U.S. President Joe Biden on Tuesday ordered a ban on Russian oil imports in retaliation for Russian President Vladimir Putin’s onslaught in Ukraine.

EU seeks to cut imports of gas from Russia

(The Japan News)

 

戦争は石油価格を高騰させる、私たちも何度か経験してきました。
1973年10月イスラエルとアラブ諸国による4度目の戦争である第4次中東戦争が勃発しています。原油価格は3ヶ月で約4倍に高騰したのです。(第1次オイルショック)
その頃当時の中曽根通産大臣がテレビ番組内で“紙の節約”と呼びかけたことから、10月下旬にかけて“紙がなくなるらしい”という噂が全国に広まりました。
そして11月、大阪のスーパーで発生したトイレットペーパー買い占め騒ぎが報道されたことをきっかけに日本中の小売店の店頭から洗剤・砂糖・塩・醤油までもが消えることになりました。トイレットペーパーの価格は1.5倍まで上昇し、3倍から4倍の値段をつけても売り切れたといわれています。
政府はトイレットペーパー等の紙類4品目を“生活関連物質等の買い占め及び売り惜しみに対する緊急措置に関する法律に基づく特定物質”に指定してやっと騒動が収束したのです。

そして1979年のイラン革命、1980年9月に勃発したイラン・イラク戦争の影響により、第2次オイルショックが起こったのです。
国内のエネルギーの大半を海外からの輸入に頼る日本、なんとも弱い国ですね。
今回おそらく第3次オイルショックがおこるでしょう。でも今回は半端ではなさそう。なぜならトイレで不自由を感じるだけでは済まないからです。それは核の恐怖です。

1964年の東宝映画“ホラ吹き太閤記”の主題歌で植木等さんの歌った「だまって俺について来い」“ぜにのないやつぁ 俺んとこへこい そのうちなんとかなるだろう”
残念ながら今はそんな時代ではないのです。