ようやく行政から3回目のブースター接種の通達が届きました。早晩、ワクチンの供給が始まりますと。

当院では、基本的に1回目2回目のワクチンを当院で受けて頂いた方には3回目を接種させて頂きますというスタンスです。でも供給量をみると圧倒的に少ない。昨年の皆様にご迷惑をおかけした痛い思いが蘇るのです。行政から突然ワクチンが供給できないということで、300人ものの方に予約をお断りする連絡をさせて頂いたことがありました。

さて、朝令暮改という言葉があります。朝出した命令が晩には改められる意で、政策や命令がころころ変わって一定しないことをいいます。まさにこの数年間の政治です。

例えば最近の例で、感染者の入退院基準と濃厚接触者の待機措置です。政府は当初、オミクロンの感染者について、全員入院としていたが、今月に入って宿泊・自宅療養も可能とする方針に変更。濃厚接触者については14日間の待機期間を示していたが、それを短縮することに変更した。そして非常にかわいそうなのは大学受験を控えた受験生です。

文科省は突然、受験生が新型コロナ感染を理由に大学共通テストの本試験と追試験を受けられなかった場合、国公立大の2次試験など個別入試のみで合否判定をしてもかまわないことにした。でもこれは、大学入試の公平性すら問われかねない。試験直前のタイミングで出せば受験生は動揺するだけでしょう。

これについて文部科学大臣が言っています。入試の不公平は理解している、想定されないウイルスの急拡大なのでご理解頂きたい。え!昨年からみんな第6波が来るって言ってたんじゃないの?

The government always keeps changing its mind, whose inconsistent policies get us confused, and we wonder what we should do.

だから私たち国民は歌わざるを得ないのです。どうすりゃいいのさ 思案橋って。