再び“スマホ脳”のアンデシュ・ハンセン氏の“最強脳”からです。

きみの脳は変えられる、教育大国スウェーデンで小中学生10万人が読んだ「脳力強化バイブル」からです。基本的には体を動かすこと、それは昨日お話ししたサバンナ脳に通じるところなのです。すでに述べました、脳にはご褒美をくれるシステムがあります。細胞と細胞の間でシグナルを送るための化学物質が何種類かあり、そのひとつがドーパミンです。

ドーパミンの仕事のひとつに“何に注目し、集中すればいいのか教えてくれる”というものがあります。自分にとって良いこと、例えば美味しいものを食べたり友達と会ったりするとドーパミンの量が増えて幸せな気分になり、満足を感じます。ただ体にとって悪いことをしてもドーパミンのレベルが上がる。それがタバコのニコチンやドラッグの依存症なのです。

では、体に悪くないドーパミンの出し方は?ずばりしっかり体を動かす運動です。運動後は、ドーパミンの他に幸せを感じるエンドルフィンが出ます。エンドルフィンには痛み止めの作用もあるので、運動した後に出るのは好都合です。

アンデシュ先生のおすすめの運動は?週に3回、最低30分の運動。その間ずっと心臓がどきどきして、なるべく何度も息が上がるような運動です。おすすめのひとつは、ノンストップサッカーだといいます。試合の間は立ち止まるのは禁止、走っていない時でもジョギングをする、ボールがラインをわっている時も。かなり激しい運動ですね。

そして心臓破りの坂を一気にかけあがることも。これだけ運動をすると運動後しばらくの間幸せになる、そして頭も明晰になるというのです。だからプロで一流の選手は体力のみならず、状況判断も一流でいられるのだと思います。

なるほど。イチロー選手、ジョコビッチ選手のインタビューを聞いているとわかります。おそらく練習以外そんなに時間を取れないはずなのにいろいろなことを知っておられる、と思うのです。

ならば巨人の星の星飛雄馬は?父に幼い時から野球を厳しく仕込まれた。“巨人軍という星座のど真ん中で、一際でっかい明星となって光り輝け!”とういう父 一徹は、息子に自分の果たせなかった夢を託すのだった。父の夢に応えるため、ピッチング練習を続け、つらい特訓に何度もくじけそうになる飛雄馬だったが、高校球界きっての天才児といわれる王貞治と出会い、野球の素晴らしさを知るのです。

そして誕生した大リーガーボール、バッターの動きを予測し、バットにボールを命中させて凡打に打ち取る、一球ごとに非常に神経を集中させなくてはならない魔球でした。もしかしたら飛雄馬は最強脳の中でもトップランキングだったかもしれません。

 

Hyuma got trained by his father very severely, which made him acquire his unparalleled concentration and physical ability.