私達はいつも大空を見上げ、自由になる夢を見て何かをお願いしてきた。AKB48の「365日の紙飛行機」です。
でも今環境汚染が進み、気候変動の中、そんな悠長なことは言っていられない。私たちがこの地球から飛び出さなくてはならない時がきたのです。
Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏、今民間航空宇宙企業ブルーオリジン社のCEOとして宇宙事業に注力、今回同社の宇宙船ニューシェパードに乗り、約11分の弾道宇宙飛行を成し遂げ、無事地球に帰還したのです。
民間宇宙旅行時代の幕開けでもありますが、ベゾス氏がその先に見据えている宇宙開発のミッションとは?CNNのインタビューに答えておられます。
“宇宙事業のポイントは重工業や公害産業を地球の外に移すことが急務である。宇宙で生産したエネルギーを地球に送る、この貴重な地球という星を守るために。”
そして地球に近い月については?
“月には多くの資源が存在する。月の大きな利点は重力が小さいことで、地球の6分の1しかない。月面から素材を持ち上げるのに地上の27分の1のエネルギーで済む。だから宇宙で大きな構造物を作る時は、月から素材を調達すると良い。”
そして未来については?
“今地球上のさまざまな問題、貧困・飢餓・自然災害等の問題に取り組まなければならない。それと同時に未来のことも考えなければならない、何年かかるかわからないけれど。開拓が必要、あてもなくさまようことも必要。”
Exploration is a kind of wandering. And all research and development and all small things have that characteristic, that they are not obvious, how they are going to work out.
だから紙飛行機のようにあてもなく、風の中を飛んで行くのも大事なのです。そして宇宙旅行でロマンもみてみたいとも思います。例えば火星旅行とか。