例えば心臓の機能が低下している、その時は心臓の1回の拍動で充分な血流を全身に送ることができない。だから、心臓は拍動数を増やしてそれをカバーするしかないのです。これが慢性心不全の時の動悸です。これに対しては薬物療法等の治療が必要になるでしょう。
そうでない時でも心拍数が増えることがあります。それは交感神経の緊張です。過労・ストレス・寝不足、あるいは逆に恋をした時、心臓に起こっていることは同じです。どきどき・どきどき、でも前者は動悸、後者はときめき、何がちがうのでしょう?私なりの解釈です。
それは幸せのホルモンが出ているか、出ていないか。そう、セロトニンが脳に届いているか、否かなのです。
だから私たちは常にセロトニンを体の中で増やすようにしなくてはならないのです。そうすれば動悸がときめきに変わるのでは、そんなことを期待しています。
そのためには?生活習慣です。朝食をとること・日光を浴びること・運動を一定のリズムで行うこと。例えばリラックスして朝、太陽の光に当たりながら毎日15分のウォーキングを楽しむ等。そして、食生活です。セロトニンの材料として必須アミノ酸のトリプトファンが必要です。トリプトファンが多く含まれる食材は、主に豆腐・納豆・みそ・醤油などの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀物、その他ごま・ピーナッツ・卵・バナナ・魚等です。肉にも多く含まれますが、動物性タンパクはセロトニンの脳への取り込みを妨げる物質が含まれているため、なるべく植物性タンパクからとる方がいいようです。結局はバランスの良い食事ですよね。
そして、セロトニンは腸で95%作られているということも知って頂きたい。だから、腸内細菌を健全に保つことも必要なのです。また言います。日常の食生活が大事です。腸脳相関、腸と脳はお互いに情報を伝達し合っているのです。腸が脳に言います。「この頃、油っこい食事ばかり入ってくる。食事に注意してと命じて。」脳は答えます。「社会が飽食になってしまってもう無理。友達ならそのところうまくセロトニン作ってよ。」

さて、歌です。“この胸のときめきを”
日本では尾崎紀世彦さんたちがカバーしています。

聞いておくれよ 胸のときめき
お願いだから いておくれよ

もともとエルヴィス・プレスリーがカバーしている英語の歌です。

You don’t have to say you love me just be closed at hand

愛しているなんて言わないでいい
すぐ近くにいてくれるだけでいい

微妙に意味が違いますけど、愛する人同士が傍にいる、それだけで胸がときめくということなのでしょう。