例えば、高校時代の親友がいる。私は医学部に、そして彼は他学部に。舟木一夫さんの「高校三年生」を歌いながら。“ぼくら離れ離れになろうとも クラス仲間はいつまでも”と。そして私は医師に、彼は製薬会社に就職する。
久しぶりに飲みに行こうかという話になる。でも、2014年からそれがだめだということになりました。そこまでするか?確かに医師と製薬会社の癒着が、大切な命を助けるという医療をゆがめることも事実だと思います。でも国の中枢で今でも、もっと大きな癒着が当たり前のように行われています。総務省の接待です。しかも大臣まで巻き込んで、国の目玉政策を決定する。国民の生活を左右するような案件です。国民には異常なまで厳しく、自分たちに甘い、もう泥沼です。
昨日、“東野&吉田のほっとけない人”で、偶然テレビをつけたら橋下徹元大阪府知事とともに吉村洋文大阪府知事が出演されていました。吉村知事は日本の国会議員について「高い給料もらってコロナ禍でボーナスもカットせずにええ身分でやっているわけです。でも国民の代表だからもっと色んなことを恐れずにやってもらいたいし、官僚じゃできないことをやってもらいたいと思うわけです。でもみんな、なんか自分の身分のこととか、保身のことばかりが見えて嫌なんです。」と語られていました。吉村氏、橋本氏はともに弁護士、だから政治家を辞めても生きていける。でも、多くの政治家は選挙に落ちたらただの人。だから保身にはしるのかもしれません。「橋本さんが国政で頑張ってくれたらとの思いは?」と聞かれた吉村氏は「でも見てたら、今の国政とか国会議員もろくなもんいないじゃないですか。」と。よくぞ言ってくれた、その毒舌は痛快でした。東野さんも「なんかその言い方、橋本さんに似てきましたね。」と突っ込む。
シャンソンの大御所のサルヴァトーレ・アダモ作詞作曲のこの曲、日本では「ろくでなし(不良少年)」というタイトルで越路吹雪さんで広く知られています。高級料理のごちを受ける人々、もしかしてパリの古いビストロで酔い潰れた不良少年より悪いかもしれません。日本は大丈夫ですか?