今、ばらばらになりつつあるこの社会、もう一度みんなが一つになるには?やはり、天皇陛下のお力が必要なのでしょう。
戦後、国民の象徴として事あるごとに被災地を訪問され、じかに被災された方と接し、お力になって来られました。今回、2年連続で誕生日のイベントをコロナウイルス感染の為、キャンセルされました。昨年2月17日の時点では、まだ全国での感染者数が10人前後の段階でした。それでもキャンセル、これも国民の安全を強く願う陛下御自身のお気持ちからでした。一部の与党からは、これは国民全体の自粛ムードを強め、東京オリンピック・パラリンピックの開催に影響を与えるとの懸念の声も出ていたといいます。
Some in the government feared it would strengthen the atmosphere of self-restraint and also affect the Tokyo Olympic and Paralympic Games. (Japan News)
今、陛下はオンラインで国民に寄り添う懸命の努力をされています。もちろん、直接手を取りあっての感じとは違いますけれど。そして、コロナと闘う病院ともオンラインで、病院のスタッフから人手不足、そしてクラスターの不安等を聞かされて、医療従事者へのメンタルサポートが重要だとの認識も示されたといいます。
日本赤十字医療センターの先生は言われています。陛下と皇后は私たちに新たにウイルスと闘う決意を与えて下さったと。
They helped us strengthen our resolve to combat the virus. (Japan News)
そして遠く海の向こう、ニュージーランドのクライストチャーチでは、この日大地震から10年が経ち、追悼式典が行われました。海外からの旅行者のうち、1番多く亡くなったのは日本人でした。首相のジャシンダ・アーダーン氏は、外国人死者に対してコロナウイルスで参加できていない家族に温かいメッセージを送っていました。そして市長も“私は昨年日本でお会いした、そしてここに来たかった全ての日本人のご家族のことを思う。私たちはこの悲劇により永遠に結ばれた。そして離れていても、決して皆さんを忘れない。皆さんとは心が一つです。”
We are forever connected by this tragedy and we do not forget you even when we are apart. You are with us in spirit. (Japan News)
我が国の政治家の先生方、もういい加減に頼みます。来たる東京オリンピックは自民党オリンピックともささやかれていますよ。