サウスポーとSOD?これも風が吹けば桶屋が儲かるの図式なのです。
先日、元ヤクルトスワローズの投手、安田猛氏が亡くなったという訃報がありました。ご冥福をお祈りいたします。サウスポーでサイドスローから投じられるボールの制球力の高さ、緩急自在の投球術、機敏な動きなどからペンギン投法という異名で親しまれていました。
そして、世界の王貞治氏を球速130km/hのストレートで翻弄する、王キラーとも呼ばれていました。王さんの一本足打法のタイミングを崩そうと、モーションを一球ずつ変えていたといいます。

医療に戻ります。心臓の手術の開始時、心臓の血管の冠動脈にカリウムを含んだ4℃の心筋保護液を流し、冷やしながら心筋の活動を停止させます。そして2~3時間後手術が終わる。その時、酸素を含んだ血液を流し、心臓の活動を再開させるのです。手術が完璧にもかかわらず、万に一つの可能性ですが心臓が動かない、そして石のようになってしまうことがあります。(stone heart) 心臓外科医の最も緊張する瞬間です。“うわぁ、これは活性酸素の仕業にちがいない”私たちはそう思い、活性酸素をできるだけ減らす方法を研究してきました。
その一つがSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という活性酸素を除去する酵素でした。SODを心臓に流すことにより心臓の回復が早かった。現在の殆どの病気に活性酸素が関与しているといわれています。
そして、SODを食品化することに成功した丹羽耕三先生、多くの人々の健康に貢献されています。(ホームページSODをご参考にして下さい)
私たちの体にとっての最大の敵、活性酸素にSODは魔球を使って立ち向かっているのです。

The cause of most diseases should be definitely attributable to active oxygen, which could be eliminated by free radical scavenger, such as SOD, Paplal.

そしてパプラールは、あの野口英世博士によって考案された強力な抗酸化剤です。後日お話しします。