TIME誌が世界で最も影響力のある100人を発表しました。

日本からは、エンゼルスの二刀流スター大谷翔平選手と女子テニスの大坂なおみ選手、そして建築家の隈研吾さんが選ばれています。残念ですけど、菅義偉首相の名はありませんでした。大谷・大坂両選手は100人の中でもトップ扱いとなる“アイコン”の12人の中にヘンリー王子&メーガン妃、女優のブリトニー・スピアーズさんらと共に入りました。

大坂選手には、アメリカンフットボールの名選手ラッセル・ウィルソン氏がコメントを寄せています。“大坂なおみの謙虚さと他者への献身はみていて壮絶でした。彼女がメンタルヘルスに苦しんでいることについて正直に話し、私たちと彼女の脆弱性を共有することができたことは信じられないほど有意義なことです。”また、2000年5月に黒人のジョージ・フロイドさんが死去した後には、ミネアポリスでの抗議活動に参加したことにも言及されています。そして、最後にこう結んでいます。“なおみには文化・社会・全世界を変えるパワーがある。”

“Naomi Osaka has the power to change a culture, society and a whole world.”
TIME誌

そして大谷選手です。元ヤンキースで活躍した通算696本の本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏がコメントを寄せています。“マウンドでの彼のスキル・優位性はメジャーリーグ全体で比類のないものです。彼は現代のベーブルースですが、ベーブルースさえ20盗塁、40本塁打以上をマークし、同じシーズンに100マイルを投げてはいませんでした。フランケンシュタインのように、それぞれの傑出した才能だけを接合し、一人の選手に組み立てられたのが大谷翔平でしょう。”さらに二刀流のスターの残している成績だけでなく、人格面をこう讃えたのです。“彼はフィールドの外では紳士です。彼のチームメイトは翔平について良いことしか話さないし、メディアやファンへの対応も素晴らしい人物です。”

If you were to Frankenstein every unique talent into one player, you’d get Shohei Otani.

TIME誌

二刀流といえば、こんな人がいました。山城新伍さん扮する白馬童子です。