英国エリザベス2世女王が亡くなった。1952年25歳の若さで即位、70年に渡り英国君主の坐にあったのです。私が生まれたのが1953年ですから、生まれたときからずっと女王だったことになります。21歳の時“自分は一生国民に尽くす”といわれたお言葉通り、“国民に開かれた皇室”を目指し、世界中の人々から敬愛を集めたのです。チャーチル氏から始まり、最近就任したばかりのトラス首相まで、在位中の首相は計15人に上る。“まさに偉大な英国であり続けるのは女王のおかげだ。その義務への献身は我々の手本だ”とトラス首相をして言わせしめています。

英王室からエリザベス女王の容体に関する発表があった後、バッキンガム宮殿には市民が続々と集まる中、テムズ川に虹がかかったのです。ドラマチックですね。

まさにこれぞ国葬と思うのです。

Queen Elizabeth has ascended 70 years ago,and has been playing very active roles since then. State funerals will be held in UK followed by in Japan.

翻って我が国は?反対が賛成を上回る元首相の国葬。それに関する衆議院の閉会中審査で議院運営委員長は、野党議員の質問が旧統一教会に及ぶと“本日の議題は国葬議です”“逸脱するお話はないように”と待ったをかけ続けた。
国葬に反対の理由として旧統一教会との関係があげられているにも関わらずです。
そして別のニュースも。森元首相が東京五輪の汚職事件で特捜部から事情聴取を受けたと。

私が高校生の頃、「これが僕らの道なのか」という五つの赤い風船というグループの歌がありました。そろそろ本当のことを言って下さいという気持ちになりますよね。そうでないと若い世代に未来はありません。