私より2才年下の郷ひろみさん、今年は“50周年イヤー”と銘打っています。1972年8月に「男の子女の子」でデビューされました。私が宅浪で苦しんでいた暑い夏でした。なんと重くない歌をうたう歌手なんだなんて思っていました。

あれからもう50年、5月号の文藝春秋の記事にあります。プラチナの70代へGO!自分の生きて来た68年、郷さんの思いと自分を重ねながら書かせて頂きます。

郷さんは多才なタレントです。肩書きとしてアイドル・歌手・俳優・エンターテイナー等、郷さんは言います。それは見る人が決めてくれたらいい。自分は66才の今までずっと“郷ひろみ”を続けているだけですと。

それに対して私は、持っているのは医師の肩書きだけです。よく冗談で人に言っています。“歌手になれなかったから仕方なく医者になった”と。でも郷さんと同じように自分のアイデンティティは68年間持ち続けたなと思っています。郷さんは続けます。郷ひろみを続けるとはどういうことか、“例えば僕にはオフとオンの区別がありません。もっといえば寝ている時以外はオンだと考えています。僕は人に見られている方が気が楽なんです。人の目を意識して自分を律することができるから。”

私も寝ている時以外は常にオンで仕事のことを考えています。何故なら患者さんの命に休息はないからなのです。郷さんはよく外見を若いねと言われている。その秘訣の1つが体を鍛えるということ。日々の運動、現在は週3回でパーソナルトレーナーについてもらい行っているとのことです。そして50代で断酒を決意し、“好きなことをやめてみるのも、新しいことを始めるのに匹敵するくらい価値があるかも”と。その日から1番好きなお酒を断ったとのことです。すごい!私には絶対無理なことです。

私も50代ですか?と人に聞かれます。今までは自分の年齢にサバをよんでいたこともありましたが、今は10才以上若く見られることが嬉しい。だからいいえ、68才ですと素直に言えるようになりました。
この若さを保ちたい、そんな思いでホットヨガを始めたのは以前にも申し上げた如くです。さあこれから黄金の70代に突入です。
親鸞聖人、浄土真宗の宗祖は70代で多くの著作を残しました。そして堀江謙一さん、83才で世界最高齢で小型ヨットによる単独無寄港の太平洋横断に挑戦している、すごいことです。

真実は今、生きていることだけ。この瞬間を大切にしましょう。
手がしびれる、足がしびれる、ほとんどのケースが大事に至らない。しかし何かの前兆ではと念のため脳の検査を望まれる方も多い。今を生きていることの喜び、これからの心配、どっちに重きをおくか答えは誰にもわかりません。

さて最後に郷さんは運転免許証の自主返納について語られています。70~74才で免許更新をする際には高齢者講習があるのも、悩ましい問題で返納に心が傾いていくと。
私も最近視力の衰えか、ヒヤリハットすることが増えています。何かあってから後悔しないようにそろそろ返納しようか、でも往診には車が必要だよね、自分と同世代の方の往診も少しずつ増えてきたな、いつまで往診続けようか等、なんか複雑な気持ちです。

I am looking forward to live through my probably most brilliant period in my 70s’ life with all my heart and mind and strength.