ロシアによる軍事侵攻はもはや制御不能となり、民間人の犠牲者が後を絶たない。8日には東部ドネツィク州クラマトルスク駅がミサイル攻撃を受け、子供5人を含む少なくとも52人が死亡した。この蛮行を誰も止めることができないのでしょうか?

英国のボリス・ジョンソン首相が9日にウクライナのキーウでゼレンスキー大統領と会談した。内容は追加支援の約束でした。それも武器供与という形で。西側諸国、米国も武器供与を加速させています。そして供与武器は防御型から攻撃型へ。

停戦の望みが低い中、さらに戦争を煽るということにはならないのか?現にロシア軍はスロバキアが供与した旧ソ連制の地対空ミサイルシステムを巡航ミサイル攻撃で破壊したと発表しています。

国際社会はウクライナの市民の命を守り、避難民が安全に暮らせるように、そして豊かな国土がこれ以上破壊されることがないように停戦に向けての外交努力をすることに傾注すべきです。

欧米は自分の国が戦場でないし、しかも参戦していない。だから苦しみ続けるのはウクライナ民だけなのです。日本政府も在日ロシア大使館の外交官ら8人を国外に追放しましたが、これは外交のチャンスを自ら放棄したのも同然です。

国際社会は一人一人が大きな声を上げ、停戦外交に仕向けていかねばならない。これが平和回復への唯一の道なのでしょう。

Ukraine says 1,200 bodies found near Kyiv, braces for east attack

KRAMATORSK, Ukraine (AFP-Jiji) – Ukraine said Sunday it had found more than 1,200 bodies in the Kyiv region, the scene of atrocities allegedly committed by Russian troops, as residents in the country’s east braced – or fled – ahead of an expected massive offensive.
(The Japan News)

EU諸国はウクライナと同じ大陸にある。だから同じ風にふかれているでしょう。

今こう言って、ウクライナの人々を守って欲しい。
“忘れないでどんな時も きっとそばにいるから そのために僕らは この場所で 同じ風に吹かれて 同じ時を生きているんだ”
そして私達日本人にとってもたしかなことはただ一つ、みんなこんな小さい地球という惑星で生きていくしかないんだよ。