季節外れの暖かさに誘われて、淡路島を訪れました。四方を海に囲まれた豊かな自然、南あわじにはイングランドの丘と言われるファームパークが広大に広がっています。
なぜイングランド?日韓ワールドカップの英国代表が淡路島に宿泊したのが由来のようです。イングランドなのにコアラ館があり、史上最高齢のコアラとしてギネス世界記録に認定された「みどりちゃん」がいる。今年2月で24才になり、人間に換算すると110才を超える。これも淡路島という環境の良さのなせる技なのかなと思ってしまいます。
そしてインスタグラムにあげさせて頂いたケヅメリクガメの子ども、めったに動かないのに今回はゆっくりと歩いている姿を見ました。亀の長寿の理由をみたり!省エネ生活なんですよね。
そしてタマネギの産地で有名な淡路島、直売所がありました。淡路のタマネギは太陽の光を一杯に浴びて、他のどこのタマネギよりも甘い。そしてイギリスには“1日1個のタマネギは医者を遠ざける”ということわざもあるほどです。
古代ギリシアの歴史家ヘロドトスは“古代エジプトのピラミッド建設に従事した奴隷にタマネギとニンニクを食べさせて仕事の効率を上げた”と書いています。タマネギを包丁で切った時に涙を出させる成分、イオウを含んだ硫化アリルは、血栓予防や抗アレルギー作用があるのです。そして血液中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減少させる作用があることも科学的に証明されているのです。
太陽がいっぱいの淡路島、さわやかな潮風の中ゆったりとした時間を過ごさせて頂きました。
イングランドといえば、美しい旋律のグリーンスリーブスという民謡を思い出します。エリザベス朝の頃、イングランドとスコットランドの国境付近で生まれたと言われています。歌の中のレディ・グリーン・スリープは性的に乱れた若い女性であり、場合によると娼婦であったとするものがある。当時のイングランドでは「緑(green)」、特に野外で性交を行うことにより、女性の服につく草の汚れに関して「緑の服 a green gown」という言葉には性的な意味合いが含まれていたのです。