三井寺の次は第12番札所の正法寺(岩間寺)標高443mの岩間山山頂にあります。

小学生とかが歩いて遠足している場所だそうですが、その日のメイン、石山寺にも行かねばならなかったのでタクシーを使いました。

奈良時代、泰澄が桂の木で千手観音を刻み本尊にしたのが始まりとされ真言宗醍醐派のお寺です。

それほど大きな境内ではないのですが、静寂に包まれ心が安まります。

本尊の観音像は人々を苦しみから救うために毎晩136の地獄を巡るので全身から汗を出すと言われ“汗かき観音”として広く慕われています。

そして私にとって念入りにお参りしなくてはならない理由は?

毎晩お酒を飲む度に記憶がなくなる、だから認知症が1番の心配事なのです。

そしてこの観音様は“ぼけ封じ観音”としても知られているからです。

木立に囲まれた境内の本堂の横にはしっとりとした独特の趣がある古池があります。

そして奥の細道で有名な松尾芭蕉はここにもいました。

“古池や蛙飛び込む水の音”という名句が生まれた池なのです。

最近精神的に病んでいる方が多い。

皆さん健全な生活をして、出来る限り頭をクリアにして人生を楽しみましょう。

 

The most important thing to prevent dementia is to keep ourselves heathy both mentally and physically.