元ビートルズのジョン・レノンさん、平和や人類愛を祈って作った曲「イマジン」が発表されてから50年が経ちました。世界中でこの曲の歌詞の一節を建物に映写することで50周年が祝われました。東京からニューヨークに至る各地で。

“もし全ての人が平和に暮らせたら”レノンに先立たれた妻のオノ・ヨーコさんは言われています。歌詞に歌われているその思いは、今も曲が書かれた当時と全く変わらず大切な物で、ジョンもそのプロジェクションを喜んだことだろう、と。

翻ってここ日本です。50年前のヒット曲は?当時初々しい(今もかな?)小柳ルミ子さんの歌う「わたしの城下町」でした。小柳さんは私より1歳年上で、芸能歴50周年になります。今では当たり前となった歌いながら踊るというパフォーマンス、歌手に加え女優としても御活躍です。

私生活では多少の波乱も。13歳年下のバックダンサーと突然の結婚、そして離婚。その時は小柳さんのヒット曲「瀬戸の花嫁」をもじって「瀬戸際の花嫁」と週刊誌に書かれたりしました。

今回コロナ禍で仕事が激減し、一時引退を決意されましたが、前進あるのみと改心されたようです。不確かな未来より確かな今、“人生はベストを尽くす積み重ね”と言われています。同世代の私にとっては全く同感です。

さて、兵庫県の城下町といえば“出石”、私どもも数年に一度、好物の皿そばを頂きに訪れています。最近、近所のおそば屋さんが閉店し、そばが懐かしい日々が続いています。そばは昔から健康食とされています。

その理由は?まず1番に、ルチンというポリフェノールを含みます。それは毛細血管を丈夫にし、血圧を下げる効能があります。さらに抗酸化作用で老化を防ぎ、ビタミンCの吸収を促進します。さらにビタミンB群・ミネラルも多く含み、白米と比較するとカロリーはそば1杯で白米の0.6杯相当、食物繊維は白米5杯相当、炭水化物は白米0.5杯相当、タンパク質は白米1.5倍相当です。

要するに、低カロリー高タンパクの体に良い食べ物なのです。アレルギーでない方は積極的に摂ることをおすすめします。

 

出石は1604年、出石城とその城下町が築かれた古風なたたずまいに心は安らぎます。