私がよく行く店は、三宮の炉端の元祖酒肆大関です。

40数年前、私が研修医の頃より通っていて、その頃からのお付き合いのスタッフも数人おられ非常に心安まるところです。一度飲めばほろ酔いどころではありません。ほぼ途中で記憶がなくなるの繰り返しです。

私のお酒との付き合いは、大学生の頃から始まります。それ以来、絶食療法(ファスティング)を試した2晩以外休肝日は全くなく、最近までビールを毎日2~3ℓ飲んでいました。何故ビールか?

心臓外科医の時代、長時間の手術の後、緊張感から喉がカラカラ、冷たいビールを一気に飲み干す。それでお腹がいっぱいになり何も食べられなくなる。だから食事はビールだけ、そんな日が多かったのです。不健康な生活ですよね。

それが変わってきたのが最近です。残りの人生「美食」でいこう、もっと肉を食べようと。そうなると、ビールの量を減らさないと多く食べられない、そこで行き着いたのが日本酒です。

いま空前の日本酒ブームが女性に起こっているようです。以前から“日本酒は糖質が多いから、糖尿病や高血圧の人は本格焼酎を飲んだ方が良い”と指摘する声も多く、健康面で不安なところがあることは事実です。その点について、秋田大学名誉教授で長年日本酒と健康について研究しておられる滝澤行雄先生がずばり答えておられます。“日本酒には栄養価に富む微量成分が多く含まれています。これらには抗酸化作用・血液凝固抑制作用・抗がん作用を示す活性物質が存在し、生活習慣病を予防してくれます。

日本酒にはアミノ酸・有機酸・ビタミンなど120種類以上の栄養成分があります。なかでもアミノ酸の含有量は他の酒類に比べダントツ1位で、このアミノ酸こそが本格焼酎やウイスキーをはじめとする蒸留酒にはない日本酒の健康効果の鍵を握っているのです。

なんと意外な答え、ただ皆さん、適量で行きましょうね。なにより滝澤先生は80代後半ですが、肌がつやつやされているそうです。

Japanese Sake contains various kinds of nutritious substances, including amino acids, for which Sake is very popular worldwide.

冒頭の大関の話に戻ります。大関という名にしたのは横綱ではどん詰まり、大関にはまだ伸びる余地があるのですと。

さて別の大関ですが、酒造310年の大関株式会社の日本酒大関があります。そのCMソング、「酒は大関」がヒットしたのが昭和45年です。加藤登紀子さんが歌い、作詞・作曲は小林亜星さんが担当しています。大関はそれ以来、加藤登紀子さんと50年以上の時を共にし、加藤さん主催の年末恒例イベント「ほろよいコンサート」では会場のお客さんに大関の酒を振る舞ってきました。

今回新CMでは加藤さんの次女のYaeさんがリメイク版を歌っています。

「酒は大関」

白い花なら百合の花
人は情と男だて
恋をするなら命がけ
酒は大関 心意気

赤い花なら浜なすの
友と語らん(ふるさと)を
生まれたからにはどんとやれ
酒は大関 心意気