菅首相のコロナ対策が“ワクチンにのみ頼る”一本足打法と一部で揶揄されていました。でも、本物の一本足打法はそんな甘いものではない。そうあの世界のホームラン王、王貞治さんが血と汗のにじむような懸命な練習の結果、会得した打法なのです。

投手が投球動作に入ると同時に高く足を上げる、そのことによってボールを手先まで引き付けたり、打つタイミングをとりやすくなるというメリットがある一方、下半身への負担が大きく、下半身の弱い選手は軸もぶれやすいため習得が難しい。上半身に頼らず、強靭な下半身とバランス感覚が要求されるのです。

巨人の監督を務めた川上哲治氏は、一本足打法には否定的であり、二本足に戻すように王さんに命じたことが何度もあったが、王さんは一本足打法を貫き通した。川上さんは一本足打法が優れているのではなく、王さんのバッターとしての資質が優れているのであり、この打法はそれを引き出すためのものにすぎないとの考えだったようです。

でも、王さんに一本足打法を伝授した打撃コーチの荒川博氏の考えは違いました。“一本足打法はステップする時に手の位置が下がるという王の打撃フォームの欠点を直すためのものでした。足を上げた姿勢で微動だにしないようにするのが大変だった。”と振り返っておられます。

伝説化しているのは、天井からぶら下げた短冊を刀で斬る“真剣の素振り”です。パンツ姿で無心に日本刀を振りこむ王さんの姿には鬼気に迫るものがあったといいます。“ホームランを打つにはダウンスイングが必要です。日本刀は振ればわかるが、上から下に刀を動かさないと力が伝わらなくて斬れない。バットも同じです。だから王には真剣を振らせた”

私自身ホットヨガを始めて思うこと、あまりにも下半身が弱くバランス感覚がない。皆さんもたぶんそう、歩くだけではだめ、一本足で立つ練習をしましょう。ふらつき・めまいが防げるでしょう。

It was not until I began to get trained in hot yoga that I realized my sense of balance was getting lost.

これは私のヨガのポーズです。

鷲のポーズ

今回はピンク・レディーの「サウスポー」です。一本足打法の最強打者に魔球で立ち向かう。すなわち、どんな病気にも立ち向かう健康食品SODの項目で以前に使わせて頂きました。今回はハリケーン並みの魔球に世界の最強打者はどう立ち向かうのでしょうか。