今の若者 コロナ禍で休校、そして運動会・修学旅行なし等で多くの楽しみが奪われています。さらに感染の若年層化で引きこもりの傾向も顕著になっています。

外来診療で気づくこと、問診票の主訴のところに動悸・胸痛・息苦しいとある。そして年齢をみると10~20代であることが従前と比べ圧倒的に多い。心電図・胸部X-pで特に異常なし、原因不明の場合が殆どです。でも胸部X-pをよく見ると、みんな背骨が曲がっている、そしてストレートネックなのです。すなわち、運動不足やスマホの見すぎで頚椎・胸椎・肩甲骨・鎖骨周辺の筋肉が固まって深い呼吸ができない。それにより、様々な不定愁訴を引き起こしていると考えられるのです。

身体的のみならず、心の病も。不安症・不眠の若者も多い。早くコロナ禍以前の生活に戻らないと取り返しのつかないことになりそうと深く案じている昨今です。

南沙織さんのデビュー曲に「17才」という歌があります。

誰もいない海
二人の愛を 確かめたくて
あなたの腕を すりぬけてみたの
走る水辺のまぶしさ 息も出来ないくらい
早く 強くつかまえに来て
好きなんだもの
私は今 生きている

1971年私がまさに17才の時の歌でした。その頃にはこんな純愛があったのです。

さらに男女のカップルを昔はアベックと言っていました。そしてアベックは底抜けに明るかった。

人気番組に「ニッケアベック歌合戦」というものがありました。アベック登場シーンで司会のトニー谷さんが拍子木をたたきながら“あなたのお名前なんてぇの”と自己紹介させるシーン、さらには“そもそも2人の間柄?”“恋人同士でございます”と続く。そしてアベックの選んだ最も多かった歌はたぶん橋幸夫さんと吉永小百合さんのデュエット曲「いつでも夢を」だったと思います。

I wish younger generations could have various dreams in the nearest future as possible.

夢一杯の当時のアベックたち…。

いつでも夢を

星よりひそかに 雨よりやさしく
あの娘はいつも歌ってる
声がきこえる 淋しい胸に
涙に濡れたこの胸に
言っているいる お待ちなさいな
いつでも夢を いつでも夢を
星よりひそかに 雨よりやさしく
あの娘はいつも歌ってる