今の日本、コロナ対策に対してまるでワクチンが全てのよう…。
ワクチンを竹やりとして使って、オリンピックに邁進しているかのようです。でも、感染蔓延予防に圧倒的に欠けているのは?それは検査です。検査こそがウイルスに対しての監視です。敵が今どこにいて、どこに向かうのかを知らなくてどうやって闘うのでしょう。本日東京の感染者数は何百人とか言いますけど、陽性率は?検査数は?それが全くわかりません。そして今回のインド変異株、もしかしてワクチンの効果が薄れる、あるいは高齢者のワクチンの効果持続期間が約1年ともされている。そうすると、再度敵は老人施設等を襲ってくる可能性があります。
今アメリカでは、在宅で自分が感染しているか否かを知る迅速検査の普及に力を入れています。抗原テスト、あるいはウイルスのRNAを調べる2つの方法があり、リアルタイムに知ることができるのです。でもコストがかかる、供給が困難とのことでハードルは高いようです。ワクチンを受けていない人が、老人施設でワクチンを受けている人にうつす、そんな例が増えているようです。感染して症状が出るまでに数日かかる。その間に人々に感染させてしまうのです。だからもう一度言います。症状が出る前に感染しているか否かを知ることが予防にとって最重要です。
最初からPCR検査数が圧倒的に少ない日本。どこにインド型がいるのか、イギリス型がいるのか、そしてブラジル型・南アフリカ型は?遅ればせながら、これを知る検査に注心しなければなりません。
We should be investing today in widespread rapid testing to fully reopen the economy, schools and travel safety. (Time誌)
そして敵はガードの弱い人を狙っています。こっちを向いてと、決して油断せずに三密を避けていきましょう。