私が今、体調がいいのは週1回通っているホットヨガのおかげと思っています。存分に汗をかき、普段の全く使わない筋肉を満遍なく使う。このヨガの発症の地がインドなのです。
ネパールのエベレストのキャンプ場、今まではテント間を自由に動き回り、集まって歌って踊って…。頂上まで登山者をエスコートするSherpaさんは語っています。“私に新しい仕事ができた。ソーシャルディスタンスをお願いすることが”“エベレストを登山すること自体が生きるか死ぬかの問題です。今、そのリスクがコロナのせいで倍増しています”インドの変異株が国境を越えてヒマラヤまで…。
5月10日WHOは、インドの状況が世界中の心配事であると宣言しました。そして聖なる川、ガンジス川は処理できない死体で溢れているといいます。専門家は言います。この事態は予測されていた。このパンデミックは国際的な不平等を浮き彫りにした。ワクチン・治療薬のアクセスの不平等さをと…。
アメリカは自国のワクチン生産のため、ワクチンの原料をインドに輸出するのをブロックしていたといいます。今、バイデン政権はインドに必要なものを送ると方向転換しました。でも、人口の2.8%しか接種を受けていないインドでは、これからものすごく時間がかかるのです。インドのこの惨状、これからはアフリカに…。
インドで製造されたワクチンがアフリカに輸出される予定でした。でも、インド国内で使わざるを得ない。アフリカの各国は人口がすごく密です。約10年前、私たちがアフリカの医療支援で立ち上げたNPO法人、訪問したナイジェリアは貧富の差が極限でした。市場で多くの人々が、密の中買い物をしていました。その後、宗教間の対立等で渡航警告があり、それ以降活動を行っていません。
専門家が言います。インドの惨状は、私たち先進国に責任がある。自国の防衛ばかりでなく、全世界にワクチンを行き渡らせる計画を立てるべきであった。インドで起こっていることは、インドに留まらないですよと…。

What happens in India doesn’t stay in India. (Time誌)

私たちがかりそめにも足を踏み入れたアフリカの地、感染状況はどうなのか、何故か気になります。フランス領だったアルジェリアの独立戦争、そこで繰り広げられた男女の恋、カスバとはアルジェの城塞という意味です。私が知っているカスバの女は藤圭子さんの歌からでした。

カスバの女

涙じゃないのよ 浮気な雨に
ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ
ここは地の果て アルジェリヤ
どうせカスバの夜に咲く 酒場の女のうす情け