私がコンサートあるいは宴会で必ず歌わせて頂いている歌があります。それは、フランクシナトラの“マイウェイ”です。

今の日本、感染の第4波がやってきたとか言われています。ほぼ毎日、首相の口から発せられる言葉、国民の皆様に申し訳ない。もう政治には期待しない。だから私の思いは古き良き時代に向かうのでしょうか?
昭和34年6月25日 劇的なドラマが起こりました。
私が5才の時でした。だからそのシーンはおぼろげに覚えているにすぎません。この日、後楽園球場で行われた巨人対阪神戦、昭和天皇・皇后両陛下が初めて野球観戦されました。まず、7回に巨人のルーキー王貞治さんが小山正明さんから同点ツーランホームランを放つ。4対4の同点にもつれた試合、阪神の田中義雄監督は小山さんからルーキー村山実さんにスイッチ。そして9回、先頭打者として打席に入った長嶋茂雄さん、カウント2-2からの5球目でした。内角高めの速球にバットが一閃する。打球は左翼スタンド上段に飛び込んだ。天皇陛下がご退席する9時15分まであと3分。ダイアモンドを賭けた長嶋が3塁ベースを蹴って見上げると、席から乗り出している天皇陛下のお姿があった。史上初の天覧試合でのあまりに劇的なサヨナラホームラン、天覧ホームランと呼ばれ今でも語り継がれています。
しかも、小山・村山・長嶋・王と千両役者の揃った舞台でした。それ以降、私は長嶋選手のファンになりました。その躍動感あふれるプレー、例えばヘルメットを飛ばすほどのフルスイング。そして実況アナが言いました。“バッター打った。ショートゴロ、サード長嶋が取った。1塁送球アウト。”ショートの広岡達郎さんは邪魔されて、時に不快感を抱いたとも聞いたことがあります。
そして私は小学校の頃、少年野球に入っていました。そこで驚くべき光景がありました。敵味方18人全員が背番号3をつけてプレーしていたのです。もう一度今の若者にこんなドラマを見てもらいたい。そしてこの国を元気にしましょう。
Back number 3 is one of the greatest nostalgias in my life, hoping that younger generation is going to experience the dramatic events that we had.
そして昨日久しぶりに明るいニュースがありました。白血病という難病を克服されただけでもすごいのに競泳の選手権で優勝された池江璃花子さん、心よりおめでとうございます。
今後の御活躍を期待しています。インタビューで答えられています。“ここにいるだけで幸せです。”
“Regardless of what place I took, I came with the thought of just being happy to be here,”
Japan News