どこの先進国でもみられる格差社会
では日本では?労働派遣法の変更等により、非正規雇用が増加し、貧富の差がますます広がっています。そして景気が停滞ムードの時、さらなる消費税増税、そしてとどめを刺したのが今のコロナ禍です。
もうプライマリーバランスなんて言っていられない、お金をつかうしかない、こうして財政赤字は膨らむのです。次の展開は?高齢者の社会保障(医療費等)の自己負担のアップです。現在、殆どの医療機関が大幅に減収、そして今後も受診抑制が懸念されます。医療・介護施設も今後冬の時代を迎えそうです。政府は言います。自助・共助・公助と。生活困窮者が急増の中、自助・共助のような村社会的発想は(密会での首相交代等)もう通じません。この点でも、海外に比べ日本は大きく遅れています。
ドイツでは?19世紀に自由主義の下、市民層は言論の自由、干渉されずに経済活動を行う権利を勝ち取りました。それにより、無制限な競争が起こる。そして、急速な資本主義が発展する。その結果、労働者の貧困問題が深刻になりました。
カールマルクス、エンゲルスが資本家に対する階級闘争を呼びかけたのはその頃でした。
エルバ―フェルトという街では、次第に社会扶助制度を設立していく。市から支出される援助金や物資を分配する救貧委員、すなわち公助が大きな成功を収めました。この制度は国境を越えて広がっていきました。
Der Ruf des Elberfelder Systems verbreitet sich schnell, auf über die Grenzen hinaus.
(まいにちドイツ語)
そして現在は?歴史は繰り返すのでしょうか?
再び貧富の差は前述のドイツより広がっているような気がします。元ユニリーバCEOポールポールマン氏は、資本主義を手負いのイデオロギーと呼び、広がりつつある貧困という大海の中に繁栄という小さな島々は存在すべきではないと言われています。世の中を公平で持続可能なものにしなくてはならないと。
There is no question that for world to function, we cannot have these little islands of prosperity in an increasing larger area of poverty.