東京五輪パラ大会組織委員会 森会長の発言が国際的に問題となっています。
Tokyo 2020 chief Mori makes sexist remarks at Games meeting. (ロイター)
Tokyo Olympics chief sparks sexism row after annoying women remark.
(米FOXニュース)
世界中に輝いて御活躍の女性は数知れない。
そのうちのお一人が、琉球温熱療法を開発された屋比久勝子先生です。先生との出会いは、私の人生観・医療観を根本的に覆すインパクトのあるものでした。先生自らの壮絶な闘病体験を経て生まれた琉球温熱療法、食習慣とのセットで癌・難病に立ち向かう、先生の著書“病気にならない体の温め方と栄養力”(現代書林)を参考にさせて頂きながら書き進めていきます。
70歳を超えた今も全国で元気に講演活動を行っておられる屋比久先生ですが、38歳の時、大病に襲われます。肺炎・肝炎・脾臓の炎症、医師には覚悟をするように言われ、脾臓を摘出する手術を勧められます。でも、脾臓はリンパ球をつくる大事な臓器でその手術を断ります。そして、もう治療のしようがないと病院から家に帰されたのです。そこから東洋医学や栄養の勉強をされ、時間はかかったものの、普通の生活に戻れるくらい体力を取り戻していかれたのです。良質のたんぱく質(卵)が、回復のきっかけだったそうです。
体をあたためる温熱療法は太古からありました。病気やケガが温めればよくなることを昔の人は知っていました。近代医学が発達してからも、ハイパーサーミア療法という癌に的を絞った温熱療法が行われています。癌は42.5℃以上の熱に弱い、だから内臓の癌の塊に深く熱が及ぶ為にはどうするか?
そこで先生は、癌や難病に効くと評判の高い玉川温泉や三朝温泉等、全国の天然ラジウム温泉に足しげく通い、研究を重ね、天然ラジウム鉱石を埋め込んだ温熱器を開発されたのです。天然ラジウム鉱石から出る微量のɤ線は体内に43㎝も浸透します。微量な放射線は、かえって人体に有益なホルミシス効果があるとされています。
では、43度の熱は正常細胞にどう作用するのか?正常細胞は、熱により血管が拡張し熱が逃げる為すぐ冷める。でも、癌の周りの新生血管はそうはいかない。だから、いつまでも熱による影響を受け、癌細胞の死滅へと導くのです。そして、癌の内部は血液が通わず、低酸素状態で、高酸素の細胞に比べ熱に弱い。これも温熱療法の効果を高めることになります。癌細胞の周りは乳酸が溜まりやすく、酸性化しやすく、やはり熱に弱い…。
琉球温熱療法は全国各地、そして韓国をはじめとする海外の方々からの多く寄せられる喜び、感謝の声。その効果はやがて、癌・難病患者さんの駆け込み寺になっていったのです。そして、その決定的な効果は?先生御自身の生き証人としてのお姿です。
当院でも施療させて頂いていますが、できる限り多くの方に健康及び、御多幸をお送りしたいと思います。
千葉県がんセンターでは、最新鋭の高周波局所温熱療法装置を設置されたと聞いています。癌の標準治療の効果を高めることが目的とのことです。コンピューター技術を駆使した千葉のハイパーサーミア、琉球温熱と原理はほぼ変わりません。癌で苦しむ方が少しでも楽になって頂けたらと切に願っています。
I hope that Ryukyu hyperthermia should not be inferior to any other ones making full use of computer technology.