この冬一番恐れていたことは?インフルエンザと新型コロナの同時感染(ツインデミック)でした。もちろん、まだ警戒が必要です。でも、現在インフルエンザは全くと言っていいほど姿を見ません。
インフルエンザがコロナに負けたのか?マスク・手洗いが功を奏したのか?他にひとつ、思い当たることがあります。例年だと少なからぬ人が言われます。“去年、インフルエンザワクチンを受けたんですけど、インフルエンザにかかりました。だから、今年は受けません。”でも今回は?“インフルエンザのワクチンで微熱が出たり、だるくなったりしましたけど、ツインデミックが怖いのでやはり受けます。”そして例年になく多くの方が、早期にワクチンを受けられました。だから集団免疫ができた可能性があります。
例えば盗人が、全戸でセキュリティ・アラームが装備されている地域を狙うでしょうか?答えはnoです。速やかに集団で免疫を作っていると、ウイルスが入ってくる余地がないのです。
The more quickly a fortress of immunity is built, the easier it is to thwart the virus as it hits blockade after blockade. (Time誌)
そして、これからアレルギーの方は例年以上に注意をした方がいい。そう、花粉症です。コロナ対策で徹底した換気、そしてそれが室内に花粉を呼び込む。そして、もしかしてコロナがついている手で眼をこすると、感染のリスクが高まるというのです。
Hey fever sufferers will likely need to take extra measures this year amid the pandemic as thorough ventilation is sure to bring more pollen indoors and rubbing itchy eyes increases coronavirus infection risks.(Japan News)