全国での1日の感染者はあっという間に1万人を超え、オミクロン株は想定された感染力で広がっています。“早く3回目を打ちたい(ブースター接種)”そう願っている人は多いと思います。
私のもとにもワクチン接種券が届きました。でもいつになったら？実はまだワクチンの供給に目処が立っていない地域が圧倒的に多いのです。
内閣府によると、先月26日までに各自治体が接種した計1億8598万4674回分のワクチンのうち、ファイザー製のシェアは実に83％と圧倒的なのです。そして3回目も同じものをと望む人が多いのでファイザー製が不足し、接種ペースが遅れる可能性が出てきています。政府は米ファイザー社と年内1.2億回分の供給契約を交わしたが詳細な日程は確定していないのです。
さらに日本にとって諸外国から取り残される可能性が。WHOのコロナワクチンに関する技術諮問委員会は“ウイルスが進化するにつれ、現在のワクチン成分のまま追加接種をくり返す戦略は不適切で持続可能でなくなる公算が大きい”との声明を発表、そしてすでにファイザーは、オミクロン株などに対応したワクチンを生産しており、3月にも供給できると言います。その時は世界でそのワクチンの争奪戦が起きていることでしょう。
現時点では潤沢なモデルナ製を生かすため、政府は3回目は異なるワクチンを打てる交差接種の容認に踏み切りました。実際、国はモデルナ製の追加接種は副反応が少なく、むしろ抗体は増えるとのデータを示している。だからもっと政府はリーダーシップをもって、国民にも交差接種の効果を周知させる必要があるのでしょう。
米国では交差接種の方が、同じワクチンを2回接種するより、少なくとも強固な抗体反応を誘発するという意味において、効果が高いと証明されています。
All of different combinations of vaccines induced a pretty strong, robust antibody response. So that actually justifies the mix-and-match approach.
(CNN English Express)
コロナ禍、今年で3年目。そろそろ人類の英和を絞って、集団免疫獲得でウイルスがもう人類は無理、他の宿主に行こうと思わせましょう。はやく浮気してよ！
