京都市北区にある上賀茂神社は京都最古の歴史を有する神社で、下鴨神社とともに賀茂神社と総称される。賀茂神社は奈良時代には既に強大な勢力を誇り、平安遷都後は皇城の鎮護社として京都という都市の形成に関わってきました。

葵祭は賀茂神社の祭事として有名です。上賀茂神社では大祓式が水無月(6月)と師走(12月)の年2回行われ、半年間で知らず知らずに身についた罪穢や疫病等による災いを祓い清めて来る半年を無病息災に過ごせることを祈る神事で今年の6月30日に行われるようです。

百人一首で夏越大祓の情景を詠んだ歌があります。

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける
藤原家隆

火が川面に揺らめく“ならの小川”に神職が皆様からお預かりした人形を投流し、祓いを行う光景は幻想的で、荘厳な神事で平安時代にはすでに夏の風物詩として知られていました。

 

Kamigamo jinja is known to be the oldest shrine in Japan. It had got the enormous power already in Nara period, having contributing for Kyoto to have been developed as a old capital city.

その上賀茂神社で葉加瀬太郎音楽祭2022が開催され、行ってきました。この時期、やはり天候が心配でしたが、案の定冷たい雨に打たれながらの鑑賞でした。葉加瀬さんをはじめとする、ゲストの方々の熱演ぶりはその悪コンディションを忘れさせて余りあるものでした。なかでも大竹しのぶさんのトークと歌、元チェッカーズの藤井フミヤさんの歌は感動的でした。今年久しぶりにコンサートをさせて頂く(11月12日)私にとってもステージでの立ち振る舞いの参考にさせて頂こうと思っています。

ゲストの方々皆様、今の世界情勢のことを取り上げられ、“上賀茂神社から世界平和を祈って”との思いで歌われていました。そしてその締めくくりは恒例の「情熱大陸」でした。観客総立ちのウエーブの中、演奏は最高潮に達したのです。

さて、小椋桂さんの歌に「六月の雨」があります。花の姿は変わるけれど、いくつ春を数えても音楽を愛していたいそんな気持ちで帰路につきました。

「六月の雨」

六月の雨には 六月の花咲く
花の姿は変わるけれど 変わらぬ心を誓いながら
いくつ春を数えて いくつ秋を数えても
二人でいたい