人は年をとってくるとお寺、神社を心の拠り所にするのでしょうか?昨年から姫路市の円教寺をスタートに西国33カ所を巡り始めました。
そして今回は宝塚市にある中山寺に。

神戸に来て50年になるのに、こんなに近くにこんなに立派なお寺があるとは知らなかった。しかも周囲は清楚な住宅街が広がっている。お寺の門前に行くと“わらじ奉納について”という告示がありました。見るからにたくましい仁王様は、いつもご本尊様のお側近くで、御仏の深い知恵で広い愛情が何ものにも妨げることのないようにお守りしています。

巡礼の途中でわらじをすり減らした時、先の人が奉納した“わらじ”を借用したあと次の礼所に新しい“わらじ”を納めていく習わしがあったともいいます。この見事な助け合い、分かち合いの心は佛教で最も大切にされる布施の精神に通ずるものです。
仁王様の前には多数のわらじの奉納が。

 

そのような優しい雰囲気に包まれたお寺故に多くの人々が安産を祈り参拝されるのだと思います。安産祈願本邦随一の霊場として武家・庶民に古くから親しまれ、豊臣秀吉は中山寺に祈願して秀頼を授かったとされています。

This time, we visited Nakayama temple, which is located on the outskirts of Takarazuka city, surrounded by clean and neat residential areas. The atmosphere of its precinct is peaceful and tranquil, giving us a peace of mind. We are convinced the temple is famous for protecting women for safe child birth. Thanks a lot.

さて昭和30年頃は子育ては共助でした。私の育った京都の家には3才の私、生まれたばかりの弟、そして母親の妹と生まれたばかりの子供、すなわち私の従兄弟、ひいばあさん、ばあさん、じいさんと多くが一つの家に暮らしていました。そして助け合う。だからみんな安心でした。でも今はほとんど自助だけになっている人が多くなっています。そして幼児教育の無償化もなくなっていくという公助も減る話が出ています。

はやく安心して子育てができる社会が戻って欲しい、そう願うばかりです。
そしてこの歌があちらこちらで聞こえてくるように。梓みちよさんの「こんにちは赤ちゃん」です。