私の記事が掲載されている雑誌「健康365」2月号“私の元気の秘訣”のインタビューに登場したのは、中村メイコさんです。

2歳で女優デビューを果たし、今年で実に84年のキャリアとなる中村メイコさん、演技だけでなく、歌や文筆活動など、多才に活躍されてきた方ですが、最近では身の回りの物を断捨離する終活にも積極的です。美空ひばりさんの親友のようです。

さて、私の父親は何も捨てられない。実家の倉庫には私の幼少時代からの写真、幼稚園の頃の私の下手くそな絵、小学校の頃の成績表、全部あります。菅原洋一さんの「知りたくないの」あなたの過去など知りたくないのって気持ちになるのです。

中村メイコさんの著書に「大事なものから捨てなさい メイコ流 笑って死ぬための33のヒント」があります。中村さんが身の回りを積極的に整理しようと目覚めたのは8年前の79歳の時でした。きっかけは引っ越しを決意したこと。それまでは、作曲家の夫 神津善行さんの使うグランドピアノのスペースや、3人の子供たちの部屋など、たくさんの空間が必要でした。

夫婦2人だけで住むようになって、夫が言います。「おい、引っ越そう。もうこんな広い部屋はいらない。」そこからひたすら身の回りの物の処分に励みます。一切合切を快く捨てる。中にはエノケンこと榎本健一さんからもらった思い出深い人形も捨てた。墓場まで持って行けない、寂しかったけどこれも終活の一環ということで処分した。大事な物を手放したことで、心が軽くなると言われています。唯一処分しきれなかった物、それは美空ひばりさんの遺品のサングラスとハンカチだと。

戦争も経験されて、いろいろなことがあった人生、いくつになっても唯一無二の人生を存分に楽しめる人間でありたいと締めくくられています。

酒好きの私にとって、勇気づけられた?ことはメイコさんはお酒が大好きで、スコッチで濃いめの水割りを7.8杯飲んでから眠るのが日課だと言います(すごい量ですよね)。さすがに飲み過ぎだと心配する人もいますが、私にとっては日常的な寝酒のようなもの、寝付けなくて睡眠不足になる方が体に悪い、と割り切っておられます。

 

Decluttering means the act of removing clutter: tidying, removing unwanted or messy items from a given place, in Meiko’s case, the most important things.

 

私も終活の初期に入ってきたような気がします。だから今までお世話になってきた全てに対し、あばよという準備をしていきたい。中島みゆきさん作詞作曲の「あばよ」です。研ナオコさんが歌っています。

何もあの人だけが世界中でいちばん
やさしい人だとかぎるわけじゃあるまいし
たとえば隣の町ならば隣りなりに
やさしい男はいくらでもいるもんさ

明日も今日も留守なんて
見えすく手口使われるほど
嫌われたならしょうがない
笑ってあばよと気取ってみるさ
泣かないで泣かないで私の恋心
あの人はあの人はお前に似合わない