昨日お話ししましたように、オメガ3の威力はお分かり頂けたかと思います。
全米最強の栄養学博士アン・ルイーズ・ギトルマンさんの著書「カラダが脂肪燃焼マシンに変わる代謝革命ダイエット」、私にとっても大きな衝撃でした。
今、私たちは糖分を摂りすぎている。パン・米・麺類・お菓子。だから、体は糖燃焼モードでエネルギーを作っているのです。そこには大きな問題が…。
まず、多くの糖分を摂ると血糖値が急激に上がる。すると血中のインスリンが反応し、低血糖になる。すなわち、血糖値の乱高下です。するとさらに、糖分が摂りたくなる。それが過食に繋がり、体脂肪及び腹部の内臓脂肪が増える。内臓脂肪が増えると、動脈硬化の原因となる炎症が起こる。こうして体にとっては悪循環が起こるのです。また、体内で糖を燃やすとより多くの活性酸素が発生し、さらに癌細胞も糖を養分にして成長する。私たちの体は元来、脂肪燃焼モードだったのです。農耕文明が発達する以前は、人類は狩猟・採集で生活を送っていました。でも、今はこの脂肪燃焼モードが使われずにいたためポンコツになっています。そこで、ギトルマンさんはもう一度脂肪燃焼モードに戻そうよと言われています。
どうすればいいか?体内で自然に作ることができない必須不飽和脂肪酸、オメガ3・オメガ6をバランスよく摂りましょう、と。オメガ6は最近、動脈硬化の原因などと悪玉にされてきました。何故か?現代人が摂取しているのは、加工食品(フライドポテト・クッキー・ジャンクフード等)に含まれる毒性のオメガ6、だから純粋なオメガ6を摂るべきなのです。理想のバランスはオメガ6が4に対し、オメガ3が1といいます。今、自分自身不健康な食生活の中で私がしていること、それはチアシードとナッツ(クルミ)を頂いていることです。例えば、クルミは昔からオメガ3を含むので心臓にいいとされてきましたが、実はオメガ6の方が3倍も多く含まれています。クルミが心臓にいいのはオメガ6のおかげだったのです。ポイントはシードとナッツです。
Omega-6 is supposed to be detrimental to your health, however, it might boost it rather, if taken not through processed foods.